内視鏡

ワンちゃんや猫ちゃんは飼い主の想定しないことをするものです。たとえ人間にとっては食べ物には見えないでも、ワンちゃんが異物誤食をしてしまうこともあります。布や金属、プラスチックは消化器で溶けること無く残りますし、針や串などの尖ったものだと、運が悪ければ内蔵を損傷してしまうかもしれません。
当然のことながら飲み込んでしまった異物を取り除かなければいけないわけですが、そんなときに体を切り開いて取り出すとワンちゃんにとっても大変な負担です。
体の負担を極力抑えて取り出すことが出来る方法として内視鏡検査が行われます。内視鏡検査はどのようなことをするのかというと、先端にレンズがついた管を口や肛門から差し込んで、モニターに映る映像を元に動かし、異物はレンズの側に取り付けられた鉗子と呼ばれる手術用の挟む器具を使って取り除きます。まさに動物病院に欠かせない医療機器といえます。当院では10年以上前より内視鏡を導入しており、 負担の少ない処置を心がけております。レントゲンや超音波、CTスキャンではわからないような食道、胃や腸の粘膜の炎症の様子を肉眼に近い状態で確認できるのは内視鏡しかありません。
また、異物を取り除くこと以外にも、消化管の内部を観察し、腫瘍が疑われる場合は鉗子を用い組織の一部を採取して、病理組織検査を行うことで手術を行う際の助けとなります。

当院は体の小さい動物たちの為、より侵襲の少ない治療を目指しています。

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横須賀 つだ動物病院 津田 航