眼科の検査とは

先日、目が白くなってきたと柴犬のTちゃんが来院しました。
お散歩仲間には、「白内障じゃないの?」と言われ、飼い主さまも心配になってしまったようです。

眼科は少し特殊です

眼科はすこし特殊な科目です。知識に加え、専門の検査機器がないと正しい診断が難しい分野です。
Tちゃんは、今年で9歳になりました。眼科検査を行ったところ、白内障ではなく、「核硬化症」という老齢性の変化により目が白く見えていることがわかりました。
「核硬化症」により失明することはありませんが、柴犬さんは「白内障」を発症しやすい犬種です。今後白内障が発症する可能性は十分考えられるため、定期的に目の健康診断を行っていくことにしました。

眼科の検査とは

眼科の検査とはどういうことをするのか、なかなか想像がつかないかもしれません。
一般的には、視覚があるかどうか、光を感じているかどうか、反射は正常か、涙の量は十分か、目に傷がついていないか、目の中・レンズの状態に異常はないか、目の圧は正常か、などを様々な器械を使い、細かく調べていきます。
これは、スリットランプ検査と言って、目の中を拡大して観察したり、細い光を当て光の反射を使って角膜やレンズの状態を観察する検査です。
ただ見れば良いわけではなく、熟練した技術と専門の知識が必要になります。

検査器具